カランダッシュのエクリドール・ローテーション、ボールペンです。
もう大人だし(笑)長く使えるボールペンが一本欲しいなと思ってずっと探していた結果、2010年に購入。
油性ボールペンで使いやすく、カッコイイ。
重要な場面(謎)に使いたい。そんな妄想にピッタリなのがカランダッシュのエクリドールシリーズのボールペン。
しかし、探し初めて問題だったのが、
ボールペンの命は先端のボールの部分。芯とインクの技術でそのボールペンの書き心地が決まってしまうのです。当たり前ですが。その重要な部分では日本製の普通のボールペンが優秀すぎて、高級ボールペンが書き味では負けているという残念な事です。
海外の油性ボールペンは外側は格好良くても、書き味はイマイチというものばかり…
唯一、技術で日本メーカーに負けないのが、【GOLIATH】(ゴリアテ)「巨人兵」という名のボールペン芯を使用する、スイスのメーカー、カランダッシュの油性ボールペン。
中でもエクリドール コレクションはシルバープレートにロジウムコーティングされた、華やかさのあるシリーズ。様々なデザインが発表されていますが、購入したのは彫りのパターンがスクロールしたようなデザインの、ローテーションという2009年発売モデル。
カランダッシュだとすぐに判る六角形の鉛筆をイメージした個性あるデザイン。
特別感、使いやすさ、価格、変え芯の入手のしやすさ。
全ての要素を満たすバランスの良いボールペンです。
ノック式のボールペン。芯の収納時と使用時の先端。
完全にバラした状態です。部品はこれだけ、構造はシンプル。ノックするお尻の部分を回して簡単にバラせます。
インクの色は日本メーカーに比べて薄め。海外メーカーの中では一番濃い色ではないでしょうか。ダマになりにくくとても滑らか。文字を書くのが楽しくなります。ゴリアテというこの芯のファンが多いのもうなずけます。
問題点は、先端の芯が出る部分。本体と芯とのミクロの隙間(遊び)が普通のボールペンはプラスチック製なので気になりませんが、金属製のため筆記時にこすれてカチカチ音が出る時があります。これは芯の向きなどで音は出ない場合もあります。金属製でシンプルな構造で、と考えるとしかたないのでしょう。
最初はカチカチカチカチと筆記のたびに気になってしょうがなかったのですが、今は気にならなくなりました。
変に拘って先端にゴムなどつけると、劣化した場合にはどうにもならなくなるので、一生つかえるボールペンとしてはシンプルな構造に賛成です。
ゴリアテは中字が人気のようで基本ですが、細字もなかなか好きです。
お手頃価格でデザインがそっくりな 849シリーズに細字をいれて使用しています。
一生使う鉄のボールペン。書き味なめらか。
う〜〜ん♪ 硬派な感じでお気に入りです。