ARC’TERYX Arro 22(アークテリクス アロー 22)です。
真っ黒でしっかりした作りのデイパックを探していてカナダのメーカー、アークテリクスのアローにたどり着きました。同一色で素材、加工の違うナイロンを組み合わせた渋いデザインがカッコイイです。
購入したのは4年ほど前(2005年秋)です。
かなりの頻度で使用しています。
優れたデイパックと言えば、「グレゴリー」が有名で自分も好きなのですが、新鮮味に欠けるし他に無いのかな?と探していたところ、グレゴリー同様にアウトドアで人気のバックメーカーの中でも作りがしっかりしているアークテリクスのタウン用のデイパック。アロー22に一目惚れ。
年間通してかなり使っていますが、まだまだ元気!
形も崩れず、この状態。 ショルダーハーネスもしっかりしいていてクッションも元気。
中の防水コーティングが少し剥がれてきた部分がありますが、アークテリクスのマーク(始祖鳥)が刻まれた背面のクッションもまだまだしっかりしています。
昨年、メインのジッパーを、使い方が悪くて壊してしまいましたが、購入した旧正規代理店で修理し復活!(荷重がジッパーに掛かるような雑な開閉を繰り返し破損)
写真(左)は中身が空の状態。
4年も使えば(2005年秋 購入)普通は型くずれするものですが、背面パネルと縫製の良さなのか中身が空でもしっかり形を保つ、この状態です。
底面部分は一番厚手のナイロン素材が使用されていて、かなりタフです。
裂けたり破れたりせず、ダメージも特に見当たらず、まだまだしっかりしてます。
底面の形状が丸いので、置く時に安定しないのがちょっと難点。
自立しているように画像がみえますが、壁に立てかけて写真を撮ってます。
重量 1.1kg、容量は22L。A4サイズのレポート用紙がすんなり入る程度の横幅。
背面のジッパーを開けるとプラスチックのプレートが入っています。
このプレートのおかげでバック自体が型くずれせず、中の荷物が背中にゴツゴツ当たって痛いということがありません。
背面の縦長ネットポケットは、ハイドレーション機能の水筒を入れておくネットポケット。そしてハイドレーションのドリンクホースを右肩上(写真下 左)から出します。そして右ショルダーのゴムリングにホースを通して使用するシステムなのでしょうかね。
(写真下 左)上部取っ手横のフラップのボタンを外すとホースを通す穴があいてます。
はい。タウンユースなのにオーバースペックです(笑)
街でドリンクホース出してくわえて歩いていたら危ない人ですよ。
しかも、センタージッパーのカンガルーポケットの下には二つ穴が開いてます。
水抜き穴ですか? 本格 沢道具なみですね。
基本的に全てが用途に対してオーバースペックなので、用途通りに街で使用する程度ではこのバックはビクともしません。世界一タフなデイパックです。
ちなみに横殴りの台風の中。傘を忘れたゲリラ豪雨の中でも防水は完璧。
中の荷物には全く影響はありませんでした。止水ジッパー、防水コーティングに感動。
しかし、上に書きました正面のポケットの下には二つ穴が開いていますので、そこは注意が必要です。そこから雨入ってきます(笑)
ちなみにその二つの穴の所にあるループは、夜、車に轢かれないようにミニライトや赤いテールライトを付けるためのループのようです。
愛すべきハイスペックバカバック。
これを超えるデイパックがあるんでしょうか?
欠点は……中も黒いので奥の荷物が見えにくい事……
数年前に生産国が変わり、ナイロンの色味が少し変わったりしましたが、作りの良さは変わらず良いようです。
アークテリクスといえば、「地球上に存在する良質のマテリアルを使用する事」がモットーのハイスペックおたくブランド。デイパックでもアークテリクスのトップクラスのバックパック同様のクオリティはさすが。
一度背負ってみてください。別次元ですよ。
水抜きの穴ではなくカナダ生産時代の初期モデルにはバンジーコードがついていて、それを通すための穴です
こんにちは。このモデルもバンジーコードがついていました。購入時にはショップオリジナルだと聞いていたのですが、そうなのですね。たしか穴の中にもバンジーコードが通っていたような記憶がありますね。